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人体の「要」のなかの「要」『仙骨』までサポートできるコシラック。

投稿日:2022.04.21

投稿者:エール

コシラックに仙骨サポーターが付いている理由

人体の中心にある骨盤は、脊椎と大腿骨を繋ぐ重要な「要」です。

そして仙骨は、その骨盤のなかの中心に位置する骨。つまり、「要」のなかの「要」と言えます。

コシラックには、そんな仙骨をサポートする仙骨サポーターが組み込まれています。



上の写真の、中央の縦型の楕円部分が仙骨サポーター。取り外しできるシリコンが入ったこのポケット部分が、仙骨をしっかりとサポートし、仙腸関節の補正機能を発揮します。

仙腸関節とは、下図の1である仙骨と2の腸骨を繋げる関節で、ほんの数ミリしか可動しませんが、上下左右からくる様々な衝撃を吸収する大変に重要な役割を果たしています。

 

コシラックは一般的な腰痛ベルトと違い、骨盤補正プラス股関節サポートを実現する二段ベルトですが、仙骨までもサポートし、仙腸関節をアジャストする機能も備えているのです。


欧米でも古来より神聖な骨と称される「仙骨」

「仙骨」と言うと「仙」は「仙人」とか「神仙」などと言いますし、英語では Sacred Bone (聖なる骨) または、Sacrum (聖所=ラテン語)となります。ドイツ語では Kreuzbein (十字架の骨)、 フランス語ではSacre (聖なる) となっており、いずれをみても仙骨は神秘的な聖なる骨との認識が古来からあったようです。

なぜこのように仙骨が神聖視されたのかについては、次のような興味深い諸説があります。

「仙骨は死後最後に腐敗する骨であり、復活の日に肉体は仙骨を中心に再構築されるという信仰にもとづき神聖視されるようになった」

「仙骨は、脊椎、頭骨など重要な骨を載せ、前方に腸、特に男女の生殖器などを支え保護する、すなわち霊器を守る骨であるところから聖なる骨と目されるようになった」

このように仙骨は古くから聖なる力の宿る骨と認識されていたことはまちがいないようです。

幼少時には五つに分かれていて、大人になってひとつの骨になるという点も、仙骨という骨のユニークな特徴のひとつであると言えるでしょう。


神経を束ね体幹の支点とも ~ 多岐にわたる仙骨の重要な役割

頭部より下の全身にネットワークされる脊髄神経は大きく5つの群に別れ、それぞれが頸神経、胸神経、腰神経、仙骨神経、尾骨神経と呼ばれ、各身体部位の機能にかかわる神経になります。このうちの仙骨神経が、まさに仙骨から出る神経叢(しんけいそう)。

仙骨神経はお尻の筋肉や太ももの皮膚の神経、またハムストリングスといった大きな筋肉を支配しているほか、最も長く最も太い神経である坐骨神経も含みます。古来より神聖視されていた仙骨は、このように下半身に広くいきわたるネットワークの要でもあります。

骨格としては背骨や頭蓋骨までを支える骨盤の要となり、神経叢としては下半身の中心を担い、体を滑らかに動かすうえでも軸や支点となるのが仙骨です。

 

コシラックはこの重要な聖なる骨である仙骨までしっかりサポートできる骨盤矯正ベルトです。仙骨や仙腸関節の歪みを整え、本来の健康力の増進にお役だてください。


まとめ

  • 仙骨は、人体の中心にある骨盤の、更に中心に位置する「要」の骨。
  • コシラックには仙骨サポーターがついており、仙腸関節の補正機能を発揮。
  • 洋の東西にわたって、古来より仙骨は神秘的な力を有する聖なる骨と認識されていた。
  • 仙骨は骨盤の要であり、下半身を広く司る神経叢も内包し、身体バランスのうえでは体幹の支点ともなっている。


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